せっかく高機能なマウスウォッシュを選んでも、その使い方やタイミングが間違っていると、期待される効果を十分に発揮することができません。歯科医が推奨する、マウスウォッシュの効果を最大限に引き出すための正しい使い方とタイミングを理解しておきましょう。まず、最も重要な原則は「歯磨きの後に使用する」ということです。マウスウォッシュは、歯の表面にこびりついた歯垢(プラーク)を分解する力はありません。歯垢は、ブラッシングによって物理的に除去する必要があります。歯磨きで歯の表面をきれいにした後にマウスウォッシュを使うことで、有効成分が歯や歯茎に効率良く作用し、細菌の再付着を防ぐことができます。逆に、歯磨き前に使うと、歯垢がバリアとなってしまい、有効成分が十分に浸透しません。次に、効果的なタイミングとして特におすすめなのが「就寝前」です。睡眠中は唾液の分泌量が大幅に減少し、口の中の自浄作用が低下します。これにより、細菌が最も繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病、口臭のリスクが急激に高まります。寝る直前の歯磨きの仕上げに、殺菌成分やフッ素が配合されたマウスウォッシュを使用することで、睡眠中の細菌の増殖を効果的に抑制し、口内環境を保護することができます。使用する際には、製品に記載されている推奨量を守り、口に含んだらすぐに吐き出すのではなく、20秒から30秒ほどかけて、口の中全体に行き渡るようにしっかりとクチュクチュとすすぎましょう。歯と歯の間や、舌の表面、頬の粘膜など、隅々まで液体を届かせるイメージです。そして、非常に重要なポイントが「使用後に水で口をすすがない」ことです。使用後に水で口をすすいでしまうと、せっかく歯や粘膜に付着したフッ素や殺菌成分が洗い流されてしまい、効果が半減してしまいます。後味が気になるかもしれませんが、有効成分を口の中に留めておくために、使用後30分程度は飲食を控えるのが理想的です。
その使い方間違っている?マウスウォッシュの効果的なタイミング