投稿者: 054esr
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もしも説明に納得できなかったらどうする
医師から治療方針について丁寧な説明を受けた。しかし、どうしてもその内容に納得できない、あるいは他の可能性も探ってみたい。そんな時、あなたはどうすればよいのでしょうか。「先生の言うことだから、従うしかないのか」と諦めてしまう必要は全くありません。インフォームドコンセントの「同意」には、「同意しない」という選択肢も当然含まれているのです。そして、そんな時にあなたの権利を守るための強力な味方となってくれるのが、「セカンドオピニオン」という制度です。セカンドオピニオンとは、現在かかっている主治医以外の、別の医療機関の専門医に「第二の意見」を求めることです。これは、主治医を変える「転院」とは異なります。主治医からこれまでの検査データや紹介状を提供してもらい、それを持って別の専門医の意見を聞きに行くのです。例えるなら、大きな買い物をするときに、一店舗だけでなく、他の店も回って比較検討するようなものです。別の専門医から話を聞くことで、現在の治療法の妥当性を再確認できたり、あるいは主治医からは提示されなかった、全く新しい治療の選択肢が見つかったりすることもあります。セカンドオピニオンを求めることは、決して主治医への裏切り行為ではありません。むしろ、患者が主体的に治療に関わろうとする前向きな姿勢として、多くの良識ある医師はこれを尊重してくれます。自分の体と人生に関わる重要な決断です。疑問や迷いがあるのなら、納得できるまで情報を集め、最善の道を探す権利を堂々と行使しましょう。